保育士を辞めたいけど言えない。
緊張するし、どうせ引き止められるし、話すのだるいし……
だれか助けて。
こんなお悩みを解決する記事を書きました!
この記事を読めば「保育士を辞めたいけど言えないな…」と悩むことはなくなり、すぐに円満退職できますよ。
なぜなら、保育士を2回やめた僕が「スパッと退職する3つのコツ」を紹介するから!
この記事を書いた人
この記事を書いているぼくは、保育園を2回やめています。たった1年しか働いてない園でも、円満退職できました。
本記事の内容
記事を読み終える頃には、保育園をキレイさっぱり辞めて新しい人生をスタートできますよ!
【簡単】保育士を退職したいけど言いづらい!スパッと辞める方法3つ
結論からお伝えすると、”やめます”と言わずにはいられない環境を作るだけです。
しかし、退職にマイナスなイメージを持っていると、言えないと感じるはず。
以下で詳しく解説します。
- 自分の口で言わない
- 退職はわるいことじゃない
- 引き止めは必ずある
1:自分の口で言わない
繰り返しですが、言わないといけない環境を作りましょう。
なぜなら、後回しにしても絶対に伝えるタイミングが来るから。
たとえば、今年は言わなかったとしても、1年後には「やめます」と伝えるはず。
どうせ辞めるなら、転職に有利な若いうちに退職しましょう。
どうしても言いづらいなら、ふせんか退職代行を使えばOKです。
ふせんを使うメリット
- 園長のつくえに貼ればOK
- あっちから声をかけてくれる
- 心の準備ができる
- ふせんに書く内容を紹介
お疲れ様です。00(名前)です。
0日に、△△室で5分ほどお時間いただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
退職は「伝えるきっかけ」がないと言いづらいので、上記の方法がおすすめです。
※最初の一言が緊張すると思いますが、ふせんを使えば相手から声をかけてくれます。
でも、話すのがめんどくさいんだよ
という方もいると思うので、もうちょっと深掘りします。
2:退職はわるいことじゃない
そもそも、退職は悪いことじゃありません。
なぜなら「次のステップに進む」だけだから。
- 転職は当たり前の時代
画像のとおりで、転職はポジティブな意見が多いです。
たとえば海外だと「もっと転職が当たり前」でして、1つの職場に長くいるほうがめずらしいです。
- 退職=悪いこと=言いづらい
上記のような感じだと、退職は言いづらいと思います。
ちょっとしつこいかもですが、退職はわるいことじゃありませんよ!
3:引き止めは必ずある
退職にわるいイメージがあるのは「引き止め」が原因ですよね。
- なんで辞めるの?
- もうちょっと続けて
- OOを直すから
たしかに「言われるとメンドクサイ」ですが、とはいえ「あなたが必要だよ」というメッセージでもあります。
※引き止めがまったくないのも、寂しいはず。「辞める?はいはいOK!」みたいに言われたら、わりと悲しいと思います。
退職した保育士3人にインタビューしても、引き止めは絶対にありました。
補足:嘘を言いたくなる気持ちもわかる
ぶっちゃけ、嘘を言いたくなる気持ちもわかります。
引き止めはダルいですし、無意味な話し合いとかになっても嫌ですからね。
しかし、嘘をつくのは絶対におすすめしません。
※仕事に疲れ切ってると、間違った選択をしたくなります。ウソにウソを重ねて自分を騙すと、心まで壊れてしまいますよ。
どうしても言い出せないときは「退職代行」もありますよ!
保育士が円満退職をするための注意点5つ
体験談を踏まえつつ、5つの注意点を紹介します。
- 最初から園長に報告する
- タイミングは年度末がベスト
- 労働環境には触れない
- 共感してから自分の気持ちを伝える
- 退職を伝えるのは絶対に金曜日
※④からはちょっとしたテクニックになります。保育士から「話術で商品を売る営業」に転職したぼくが、解説します。
1:最初から園長に報告する
退職の報告は、最初から園長にすればOKです。
- 退職を伝える人の違い
- リーダー→自分に非があると思い、話し合いをしたがる
- 主任→△歳児で問題があったか知りたがる。面談が長い
- 園長→この人に話せばOK。だれも文句を言えない
ざっくりですが、上記のとおり。
退職を2回ほど経験した身としては、園長に伝えるのが1番はやく、間違いないです。
2:タイミングは年度末がベスト
退職のタイミングは、年度末がベストです。
とはいえ、なにかしらの理由があって「年度途中」で退職する人も多いですね。
- 年度途中で退職する人の理由
- 知り合いの園から誘われた
- 家庭の事情(結婚・転勤)
- メンタルの回復
保育園では「年度末が”ベスト”」なだけであって、一般企業だとボーナスをもらってから辞める人が多いです。
「保育士は年度途中でやめられない」と思うかもですが、やむを得ない事情ならやめて大丈夫ですよ!
心が苦しくなって保育士を辞めた体験談は、以下の記事で紹介しています。
3:労働環境には触れない
1つ注意です。
職場の環境には、触れないことをおすすめします。
なぜなら、退職するまでに「嫌がらせ」を受ける危険があるから。
たとえばですが、先輩Aとの「人間関係」が理由で退職すると伝えても、トラブルが起きるだけです。
どんな職場にも「合わない人」はいますし、なにより「保育園はベテランの味方」なので、自分の居場所がなくなります。
人間関係で言い争うのは、絶望しかありません。
4:共感してから自分の気持ちを伝える
円満退職に使える「テクニック」です。
このテクニックを使えば、めんどうな引き止めはなくなりすぐに退職できますよ!
- 具体例を以下で紹介します
共感①→共感②→反論
どうして辞めるの?できれば続けて欲しいな
そうですよね。大変なときにすみません。(共感①)
ただでさえ人が少ないのに、ご迷惑をおかけして申し訳ないです。(共感②)
ただ、どうしてもこのタイミングで新しくやりたいことがありまして〜退職します。(反論)
自分の意見を伝えるまえに、相手の気持ちを肯定しましょう。
なぜなら、心理学では「ワンクッション話法」と言われており、自分の意見が伝わりやすくなるから。
※ちょっと悪い言い方ですが「園長=子ども」と思って話せば、自然とうまくいきます。
- 参考書籍:ヤバい話し方
心理学をベースにした話し方が、勉強になります。
5:退職を伝えるのは絶対に金曜日
退職を伝えるのは「金曜日」にしてください。
理由はシンプルに、園長が1番リフレッシュしている日だから。
たとえば月曜日に「退職する」と伝えたら、残りの4日はソワソワしますよね。
でも、金曜日に伝えれば園長もゆっくり考えられます。
自分のメンタル的にも金曜日に伝えれば、土日はパラダイスだと思います。
※ここまで記事を読んで、「でも短期離職は怖い」と思った方もいるはず。しかし、まったく問題ないですよ。令和は転職が当たり前の時代ですし、心をすり減らしながら働くのは完全に時代遅れです。
保育士を辞めたいと言えない方へ!退職の例文を紹介
最後に、退職の例文を紹介します。
実際にぼくが使ってきた「退職理由」なので、参考にしてください。
①:スキルアップのために退職
今回は、自分のスキルアップのために退職を決めました。
というのも、新しい環境で自分の力を試したいからです。
00保育園で学んだ「主体性を尊重した保育」は、園長もご存知のとおりで、やり方がたくさんありますよね。
わたしはこの保育が好きなので、もっといろんなやり方を見てみたいです。
園の作りによって保育はガラッと変わると思います。
ですので、この保育園ではなく、新しい環境でスキルアップしたいと思いました。
わがままを言って申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
- 解説
前向きな退職理由です。
僕は保育士を2回辞めていますが、上記のような感じで伝え、問題なく退職できました。
とはいえ、残念ながら世の中にはブラック保育園もあります。
「こんな理由じゃ辞めさせてくれない」と思うなら、素直に退職代行に頼るのが1番ですよ。
退職代行で保育士をサラッと辞めた体験談は、以下の記事で紹介しています!
②:やりたいことができた
今回は、新しくやりたいことができたので退職します。
保育士も楽しかったのですが、どうしても一般企業で00も経験してみたいです。
- 未経験の転職だからむずかしい。
- 転職先が決まってからやめよう
ということは、自分が1番わかっているつもりです。
でも、たくさん悩んだ結果、退職する道を選びました。
00保育園のみなさまには、感謝しています。最後まで、よろしくお願いします。
補足:退職届は保育園でもらえます
1つ補足です。
ほとんどの保育園に、退職届の指定フォーマットがあります。
※ぼくがいた保育園は、2回とも園長から手渡しでもらえました。
もし園のフォーマットがなければ、無料のテンプレートを使って書きましょう。
「手書きで書かないとダメなの?」と思うかもですが、パソコンで問題ありません。
まとめ:保育園を円満退職しよう
この記事で紹介した「スパッと保育士を辞めるコツ」を実践すれば、ワクワクできる新生活をスタートできますよ!
- この記事のポイント
- 言わないといけない環境を作る
- 退職はわるいことじゃない
- 嘘をついても後悔するだけ
- どうしても無理なら退職代行もある
人生の50%は仕事です。
合わない職場を辞めて「理想の働き方」を実現しないと、3年後に確実に後悔してしまいますよ。
「まだ次の仕事が見つかってない」というかたは、以下の記事で転職先を見つけてくださいね!
保育園えらびで失敗したくない方へ
資格を生かしたいし、やっぱり子どもは好きだな
というかたは、以下の記事をどうぞ!
転職に2回成功したぼくが、失敗しない転職の手順を紹介しています。
保育士から一般企業に転職したい方へ!
一般企業に転職したい方は、以下の記事をどうぞ!
- 履歴書の書き方
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- 職務経歴書の作り方
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