こんなお悩みを解決する記事を書きました!
この記事を読めば、ブラック保育園の特徴と見分けるコツがわかりますよ。
なぜなら、保育士の転職を2回した僕が「働きやすい保育園の見分け方」を紹介するから!
この記事を書いた人
この記事を書いている僕は、保育士歴4年。
ブラック保育園から、ホワイト保育園に転職した経験があります。
記事の前半では「チェックリスト」、後半では「後悔しない転職3ステップ」を紹介していきます。
記事を読み終える頃には、転職に成功する確率がグッと上がりますよ!
※すぐにホワイト保育園を見つけたい方は「ホワイト保育園の見つけ方」から見てくださいね!
働きやすい保育園の見分け方!保育士向け7つのチェックリスト
結論は以下のとおりです。
順番に紹介していきます。
閉園後も明かりがついてる
1番確実な方法です。
閉園後の明かりを確認してください。
- ブラック保育園あるある
- 閉園後に書類を書く
- 子どもが帰ってから掃除する
- 会議で20時〜21時に帰宅
保育園の締め作業は、通常「15分〜25分」で終わります。
しかし、子どもが帰ってから書類を書いたり、残業する保育園があるのも事実です。
※家からちかい保育園に限られますが、明かりの確認は効果的ですよ!
ICTを導入してない
ICTを導入してない保育園は、ブラックだと思ってください。
ICTとは?
簡単にいえば「デジタル連絡帳」のことです。
手書きではなく、タブレットで書類を書きます。
- ICTのメリット
- 文章を考えなくて良い
- 書類のテンプレートがある
- 連絡帳を間違えるリスクがない
保育園だと連絡帳は「個人情報」です。
万が一「間違えて渡す」と、始末書を書かされたりします。
「間違えないでしょ」と思うかもですが、子どもがいると”ついうっかり”もありますからね。
いまから転職するなら、絶対に「ICT導入の保育園」を選びましょう。
行事が謎に多い
保育園によって、行事の量はかなり違います。
僕のいたブラック保育園は「1ヶ月に1〜2回」は行事がありまして、 以下のスケジュールでした。
- 5月こいのぼり会
- 母の日制作
- 親子遠足
- 6月
- 父の日制作
- 7月
- 七夕会
- お泊まり会
- 8月
- 夏祭り
- 9月
- お月見団子
- 秋の発表会or遠足
- お芋掘り
- 未就園児教室
などなど。
当時は保育士ではなく「奴隷」でした。。
一方で転職したら「子どもの日常を大切にする」保育園だったので、行事は半分以下になりましたね。
行事の量と残業は比例しますよー!
がちがちのカリキュラム
幼児教育が注目され、カリキュラムをがちがちに組む保育園が増えました。
- カリキュラムの例
- リトミック
- お絵描き教室
- スイミング
- サッカー
- 習字・英語・音楽
上記のとおり。
※外部講師がくるかもですが、ぶっちゃけ現場は荒れます。
子どもからすれば、優しい先生が来るのはパラダイスですからね。
常に求人が出てる
常に募集してる園は、やめときましょう。
なぜなら、人がずっと足りてない園だから。
察しがつくと思いますが、人が足りてない保育園には「明確な理由」があります。
反対に、人気の保育園だとすぐに求人がなくなりますね。
※求人の選び方は「後悔しない転職をする3ステップ」をご覧ください。
残業が出ないボランティア
残念ですが、残業代が出ない保育園もあります。
- こんな求人は注意
- アットホームな雰囲気
- 互いに成長できる職場
- なんでも教え合える環境
ざっくりですが、上記の求人はハズレが多かったです。
これまでに10園以上は見学してきたので、参考にしてください!
家族経営の園
絶対にやめてください。
なぜなら、労働基準法を無視した「超ブラックな保育園」が多すぎるから。
- 家族経営の特徴
- 出世するのは家族
- 伝統を優先する体質
- 会社員の働き方を知らない
職場にきた実習生も「家族経営の保育園はヤバい」と言っていました。
過労死すれすれで働く保育士もいて、12時間労働が当たり前だったそうです。
家族経営の園はやめましょう。
【体験談】ブラック保育園とホワイト保育園を比較【働きやすさの違い】
おなじ「保育園」でも、職場で「天と地の差」があります。
そんな保育業界のリアルな体験談を紹介しますね。
- 比較する項目
園見学でみるべきポイントがわかるので、ぜひ参考にしてください!
持ち帰り仕事は当たり前
ブラック保育園は「持ち帰り仕事が当たり前」です。
たとえば「季節の制作」を家で作ったり、書類を書いたりしますね。
- どうやって見分けるの?
結論、大きめの「会社・法人」の保育園に転職しましょう。
なぜなら、口コミサイトで暴露されると会社の信用が下がるから。
上記の口コミサイトは、現場の生の声がわかります。
※匿名の口コミサイトなので、わるい評判が多めなのはご了承ください。
有給を取れない
有給を自由に取れない保育園は多いです。
たとえば退職1ヶ月前でも「人が足りないから有給は取れない」とバッサリ言われたりします。
- 有給は隠せない時代
有給は「取得率」が公開されています。
画像のとおりで、有給取得率は59.3%ですね。
※全国平均は「56.3%」なので、ベネッセは有給をとりやすいです。
- 参考:令和3年就労条件総合調査
ヘルプで派遣保育士が入る
派遣保育士がいる保育園は「120%」過酷な環境です。
なぜなら、派遣保育士は人が足りてない保育園に行くから。
- 派遣がいる保育園の特徴
- 猫の手も借りたい
- 掃除だけでもやってほしい
- 法律で必要な人数を集めたい
派遣がいる保育園は、ブラック確定と覚えてください。
※派遣保育士の見分け方は、後ほど詳しく紹介します。
20代の保育士が少ない
保育園は「スタッフの平均年齢」で、ブラック保育園か見分けられます。
その理由は、20代が少ないのは新人が育たない環境だから。
実際にブラック保育園で働くと、35歳〜40代のベテランが多いはず。
20代は簡単に転職できる世代なので、ブラックな職場はすぐにやめますからね。
※でも、辞める人は賢いです。ブラックにしがみついても、自分の時間がなくなるだけですので。
人形にはかならず服を着せておく
おもちゃが綺麗に整ってる保育園は、保育士が片付けてます。
なぜなら、保護者からの見栄えがあるからですね。
たとえば赤ちゃん人形には「かならず服を着せておく」というルールのある保育園がありまして、保護者から褒められてました。
見栄えは良いかもですが、子どもと「楽しく遊べる環境」ではなかったですね。
「園独自のルール」は、転職まえに調べましょー!
後悔しない転職をする3ステップ!働きやすい保育園の見つけ方
ブラック保育園で働き、子どもと遊べずに後悔した経験から、失敗しない転職の方法をまとめました。
ホワイト保育園の見つけ方は、簡単3ステップです。
最重要:求人は見ちゃダメ
求人を見るのはおすすめしません。
なぜなら良いことしか書いてないし、いつから募集を開始してるのかわからないから。
実際にぼくは、求人サイトから5園ほど面接に行きました。しかし、どの保育園もブラックで転職をやり直すハメに。。。
求人をみて転職するのは、ブラック保育園に挨拶に行くようなものです。
結論:転職エージェントを使う
結論、素直に転職エージェントに頼るべきです。
なぜなら、保育園がいつから求人を出して、どのくらい人が足りてないのか知っているから。
実際にぼくは転職エージェントを使い、残業のないホワイト保育園に転職できました。
- ホワイト保育園の環境
- 残業代がしっかり出る
- 制作代を出してくれる
- 子どもと楽しく遊べる
- 手書きの書類がない
- 有給は取れる
- 行事が少なめ
求人サイトの園に絶望する日々は、、正直キツかったです。
園見学に行っても「すぐ辞めるかも……」と思いましたね。
転職エージェントは広告費が高い→ホワイト求人あり
- エージェントのメリット
- 転職サイトにはない求人がある
- ホワイト保育園の求人が豊富
- やりたい保育を実現できる
- 園長と連絡をとってくれる
- 派遣がいるか教えてくれる
- 完全無料で使える
「なんでホワイトな求人が多いの?」と思うかもしれませんが、転職エージェントは「広告費がたかい」からですね。
言葉を選ばずに言えば、貧乏な保育園は「転職サイト」しか使えません。
しかし、大企業は転職エージェントを使えます。
- 保育士が使ってよかった転職エージェント
定番は上記のとおり。
ぼくは「保育士ワーカー」を使って、給料が「2万円」上がる求人を教えてもらいました。
登録は1分で終わるので、この機会にまとめて登録しておきましょう。
※複数のサイトに登録すると、求人を比較できます。転職の成功率がグッとあがりますよ!
オンライン園見学を活用する
エージェントに登録したら、オンラインの園見学を活用してください。
なぜなら、保育園の雰囲気が簡単にわかるから。
たとえば「保育室のレイアウト」1つで、大事にしてることがわかります。
- 1人遊びコーナーが多い|落ち着いて遊べる環境
- 大きなスペースがある|みんなで集まって遊ぶ環境
なお、オンライン園見学は「転職エージェントにお願い」すればやってくれます。
ホワイト保育園を見つけるのに、求人は必要ありません🙆♀️
まとめ:保育士が転職をやり直すのはしんどすぎる
この記事で紹介した「ブラック保育園のチェックリスト」を活用すれば、安定して働ける職場が見つかりますよ!
万が一ブラック保育園に転職したら、1年で精神がボロボロになります。
とはいえ、動かないと現実は変わりません。
転職エージェントを活用しつつ、後悔しない職場を見つけましょう!
- この記事で紹介した転職エージェント
- 働きやすい保育園のチェックリスト
- 閉園の30分後も明かりがついてる
- ICT化を導入してない
- 行事が謎に多い
- がちがちのカリキュラム
- 常に求人が出てる
- 残業が出ないボランティア
- 保育用品を自腹で買わされる
最後に:エージェントを使った保育士転職の流れを解説
画像のとおりですが、簡単に紹介します!
1:転職エージェントに登録
まずは登録しましょう。
実際に動かないと、現実は変わりませんので!
2:電話で面談
登録すると、エージェントから電話がかかってきます。
- 聞かれること
- 希望する勤務地
- 転職で実現したいこと
- 理想の保育園(残業なし等)
3:求人紹介
面談が終わると、求人がLINEで送られてきます。
※転職サイトにはない「非公開求人」だと、給料が高めだったりします。
4:エントリー
気になる求人があれば、エントリーしましょう。
※微妙だったら、別の求人を教えてくれます。
5:書類・面接
書類は、転職エージェントが書き方を教えてくれます。
面接で聞かれる内容も、無料で教えてくれますね。
6:内定
内定をもらったら、2つの選択肢があります。
- 内定を辞退する
- 内定を承諾する
どちらでもOKでして、返事も転職エージェントにします。
7:退職交渉
仕事をしてる方は、いまの職場と退職交渉をします。
もちろん、エージェントが教えてくれますよ!
「そもそもなんで無料なの?」と思う方は「転職エージェントとは?保育士から異業種に転職を成功させた僕が解説」をご覧ください。
実はあなたではなく「保育園から」ちゃんとお金をもらってます。笑